笑って眠れ

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アイアムアヒーロー

映画アイアムアヒーロー『殿、利息でござる!』を一日二本立てで見てきました。

まずはアイアムアヒーローの感想から。

R15指定ですが、私は耐性がついてしまっているせいか、残虐・グロ要素は全く平気。

物を食べたり飲んだりしながら普通に見られる感じです。

以下、少しネタバレ。

 

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大泉洋さん演じる主人公・英雄と書いてヒデオが良かった。

英雄は一度だけ漫画賞の佳作に入ったことあるけど、それ以降は鳴かず飛ばず。30代半ばの今でも漫画家のアシスタント(実質フリーター)として生活しながら再デビューを狙う。だけど実際は薄給で、同い年の彼女に生活の面倒を見てもらっている状態。ライフルの免許は持ってるけど、使いどころがなくてしまいっぱなしの日々。

同時期に賞を獲った漫画家は着々と功績を残していて、本人は焦ったり悩んだりしてるんだけど、大泉さんだからなのか、何というか飄々とした感じに見えちゃう。

いつまでたってもブレイクしそうにもない英雄に対して、婚期を頭に入れて面倒を見てくれた彼女(演じているのは片瀬那奈さん)がとうとう爆発。家を追い出されてしまう。

それとほぼ同時に世界中(日本だけ?)で謎のウイルスが蔓延。感染した人は生体反応が無くなり、感情を失ったZQNと呼ばれるゾンビになってしまい、まだ感染してない人を見ると襲い始める。ZQNに噛まれた人は感染してZQNになっちゃう…。

町中に溢れるZQNの群れから、英雄はライフル一丁を抱えて逃げ出す。その途中でヒロミという女子高生(有村架純ちゃん)と一緒になり、ウイルスの効果が消えると言う高い場所=富士山の頂上を目指すことになる。

ところが道中、実はヒロミが新生児型のZQNにかまれていたことが判明。半分だけZQNになってしまうんだけど、感情は残っているようで、英雄は躊躇いながらもヒロミを見捨てずに一緒に逃げる道を選ぶ。

何とか富士山のふもとのアウトレットまで辿りつくと、そこは生き残った人のコロニーになってて、皆で協力してZQNに対抗しながら生き延びるすべを探してた。

最初は平和なコロニーに安堵した英雄だけど、そこは実は若い男性リーダーが独裁っぽいやり方で仕切っている殺伐とした場所だった。ヒロミを人質に取られてライフルも奪われ、英雄は仕方なくそのリーダーの良いように使われてしまう。

そんな中、英雄はヒロミの面倒をかいがいしく見てくれた元看護士の女性・コードネーム(?)藪(長澤まさみさん)と仲良くなる。

やがて安全だったはずのコロニーの中にZQNが侵入。仲間がどんどんZQN化したり死んだりしていく中、英雄と藪はヒロミをかばいながらZQNの群れと戦うことになる…。

 

漫画が原作で、まだその漫画が続いていると言うことで、映画は『一時ZQNたちから逃げ延びた』というところで終わってました。

最大の見どころは、大泉さんがライフル一丁でZQNを100体くらい倒すラストシーンかと。

ゾンビが大量に襲ってくるという内容はハリウッドの十八番かと思ってましたが、日本もなかなかやるなぁ。

こういうサバイバルっぽい話は、ゾンビとかウイルスに対する恐怖も然りですが、やはり残された人間同士の戦いにどうしても発展してしまうもの。

サバイバル状況によってエゴが剥き出しになったりするしね。

コロニーの中の関係でそれが描かれてたけど、あんまりしつこすぎると萎えてしまうこのテーマが、この映画では丁度いいボリュームで描かれてたと思います。

ラストのZQNたちとの大立ち回りにスッとつながってた感じ。

ZQNに噛まれるとZQNになっちゃうはずなのに、ヒロミちゃんはなんか少しおかしな変わり方をしているという謎が残ったままで、これが一番気になりました。

漫画でもまだ解明されてないのかな。

多分ZQNウイルスに対抗する策になったりするんだと思います。

そこそこヒットしてるようなので、漫画が完結したら映画の続編が作られたりするんでしょうか。

 

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ここまで。

続いて次の記事で『殿、利息でござる!』の感想書きます。