笑って眠れ

文章を書いたり読んだり、時々御朱印巡り。

5月の御朱印巡り

5月の御朱印巡りに行ってきました。

と言っても、今回のメインの目的は美術館の方。

まず行ったのは渋谷・Bunkamuraミュージアム

開催中の『俺たちの国芳 わたしの国貞』展を見てきました。

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これ、開催してるのは以前から知ってて、行ってみようかと思いつつ迷ってたんですが、先日『めざましテレビ』でここの特集をしていて、次にこれらの浮世絵が日本で見られるのはだいぶ先と聞き背中を押されました。

今週の金曜日で展示終了なのもあってか、平日の昼間なのに凄い盛況ぶりでしたね~。

外国の方も多かったです。

それでも、一枚一枚じっくり見ることができました。

この展示会はタイトル通り、江戸末期を席捲した二人の浮世絵師・国芳と国貞が手掛けた作品が展示してあるんですけど、私はどちらかというと、国芳の作品の方が好みです。

国芳は構図がダイナミックで、妖怪とか雄々しい男性の絵が特にすごい。

あと、猫を愛した絵師のようで、絵の中にちょこちょこ登場する猫のコミカルさが良かったです。

国貞の方は、描き込みが細かくて感動。女性の着物の柄なんかが一本一本超細かい線で描いてあったり、簪などの細工も丁寧。

浮世絵は下書きと刷りの行程を別の人がやってたりするんで、こういう細かいところ全部が全部国貞の手ではないんでしょうけど、思わず食い入るように見てしまうほど素晴らしかったです。

美術館を午前中に出る予定だったんですけど、長々と見てしまい、おみやげ買おうかと思って時計見たらもう1時。

ガチャガチャ回してオリジナルカプセルトイだけささっと購入しました。

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カプセルの横にある小さいのが中味で、マグネットです。

 

渋谷でコーヒー飲んでちょっとうろうろしてから移動。

今回は浜松町方面の寺社へ足を延ばしました。

地下鉄で大門駅まで行って、まずは芝大明神へ。

 

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白い石の鳥居がシックで、割と新しい綺麗な都会的な神社ですが、上品な雰囲気が漂ったいいところでした。

そしてこの神社のすぐ近くにあるのが増上寺。

駅から続く大通りに門がデーンと建っています。

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『大門』という駅名は、この増上寺の門から来てるみたいですね。

 

そして、大門・浜松町と言えば、東京タワー。 

実は学生時代に何度か東京タワーに登ったことがあり、その際このお寺の境内を通り抜けたことがありました。

○年ぶりに来たけど、やはり東京タワーとのコントラストは見事。

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ここは徳川家の菩提寺になっていて、6人の将軍の墓所が設けられています。

なので、寺のしるしとして葵の御紋が使われてます。

写真に写っている建物は大殿(本堂)で、この中にある阿弥陀如来さまはとても厳かでした。黒本尊と言われており、勝運があるそうです。

そして境内はとても広く、ちょっとした散歩にピッタリ。

裏手にあった茶室がいい雰囲気でした。

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貞恭庵という名前で、皇女和宮さま(江戸幕府第14代将軍・徳川家茂の正室)ゆかりの茶室だそうです。

 

芝大明神と増上寺で頂いた御朱印です。

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さてさて5月ももう終わり。

6月は梅雨入りすると思いますが、次回はどこの寺社へ行こうかな。

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しまむら・GU・他 購入品♪

ここ一週間で買ったものです。

暑くなったので箪笥の中身の入れ替えをしたついでに、着ない服やバッグ・靴などを整理して売ってきました。

思ったよりいい価格で売れたのでその分で新しい服を購入。

 

まずはしまむら

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飾りつきボーダーと、AZULコラボのキャミ付きTシャツ。

ボーダーは¥1500、キャミ付きTシャツは¥1900。

 

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続いてGU。

先週末、オンラインストアでセールだったのでその時に買ったものです。

写真写りビミョーですけど、イージーガウチョとレザータッチスニーカー。

イージーガウチョはカーキも持ってて(この記事参照)、あまりに履きやすかったので、今回は色違いで黒を買いました。

ガウチョは¥990、スニーカーは¥1990。

 

それから、近所のイオンに入ってるショップで以下2点。

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写真がモアレてわかりにくいですが、ストライプのチュニック丈のシャツと、裾レース付きタンク。

どちらもセール価格になってて、シャツは¥1380、タンクは¥1280でした。

裾にレースがついたタンクはずっと探してて、まさに理想の形のが見つかりました。

上の写真のボーダーとかと組み合わせてきたら変化がつけられそう。

 

あと必要なのは、梅雨時に履く靴と傘。

傘はともかく、皆さん雨の日ってどんな靴履いてるんだろ。

私は特に雨用の靴って持ってなくて、いつも濡らしてたので(笑)、今年はちゃんとしたのを買いたい。

来週くらいに梅雨入りしちゃうかもしれないし、そろそろ検討しとこうと思います。

 

あとはおまけで、300円ショップと100円ショップで買った小物たち。

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左下の緑のは、ちりめんのポーチ。手のひらに乗るくらいの小型サイズで、飴ちゃん入れです。一番右端の万年筆とともにダイソーで購入。

万年筆は気分で買ったんですけど書き味がイイ!

中二つの星のアクセは三日月百子という300円ショップで。ブローチと、長めのペンダントです。

星グッズが好きなので見るとついつい買っちゃうんだなぁ。

バラ園に行ってきました♪

先週末は運動会でした。

凄くいい天気になり無事に終わったんですけど、焼けたー。

帽子+日焼け止めはしていましたが、防ぎきれませんでした。

 

月曜は代休で、娘たちと美容院に行き、帰りにしまむらに寄ってお買い物。

(何を買ったかは後でまとめて記事にします)

そしてこの日は一人でぷらっとバラ園に行ってきました。

割と近い場所にあるのに一度も行ってなかったんですよね。

バラ園のHP見たら『満開』の表示が出てて、さらにJAFの割引券が手元にあったのでちょうど良かった。

 

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行ってみたら門にも『満開』の表示が!

 

ワクワクしつつ中に入ると本当にすごかった。

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全部のバラが見事に咲き誇ってます!

写真じゃ伝わりにくいかもしれないけど、圧巻でした。さらに、園内はほんのりバラの香りが漂ってて、いい気分。

園内はバラの他にも蔓バラを絡ませた門や、ちょっといい感じの東屋なんかがあって優雅な雰囲気いっぱい。

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ぽつぽつ歩いていたら、こんなお方がいらっしゃいました。

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オ、オスカル様ーーーー!!!

バラつながりで数年前からコラボしてるらしいです。

そしてこの方も。

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おお…フェルゼン。

ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン……!!

(アンドレじゃねーのかよwww)

ちなみに私は高校生の時にベル薔薇を読み、上手いことハマったおかげで世界史の成績がやたら良かった。……フランス革命のところだけなw

 

しばらく一人で見ていたら、ガイドさんによる無料のバラ解説ツアーが始まったので参加してきました。

そこで見かけた気になった薔薇を。

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左から、ハンス・ゲーネバイン、うらら、レイニーブルー、バニラ・ボニカ。

薔薇の中で一番好きな色味は一番左のハンス・ゲーネバインのような淡いピンクなんですけど、うららのショッキングピンクもすごく綺麗でした。うららって名前も可愛い。

中右のレイニーブルーは、写真だとわかりにくいけど、藤色っぽい色で珍しい感じ。バニラは白いバラの中で一番好きなので写真に残しました。ちょっと小ぶりでたくさん咲いてました。

それから名前惚れしたのがこれ。

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初恋。

秦基博さんがこのタイトルの歌を歌ってて、それがまたいい曲なんですわ。

 

この他にも綺麗な品種はたくさんあり、3時間ほど歩き回っても見切れないほど。

秋にも最盛期があるそうなのでまた行ってみたいです。

 

そうそう、帰りにバラ園直営のお店で練り香水とミストを買ってきました。

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練り香水は「MOMOKA」という種類。

ミストはバラの香りに柑橘系の香りをブレンドしたものです。

どちらもバラがメインなんですが、ちょっと違う感じが楽しめます。

しまむら&GU購入品

ここ一週間、しまむらとGUで買ったものたち。

まずはこれ。

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サロペットです。

今はオーバーオールと言ってはいけない。

これ、背中の部分がクロスになっててちょっとカワイイ。

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ほんと、一昔前のオーバーオールとちょっと違いますね。

足元を何回か折り返して、ボーダーTとかの上に着たりしたいです。

お値段は¥2490でした~。

 

あとはサンダルを2足買いました。

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左はしまむらで¥1500。右のは流行のレースアップ。GUで¥1990です。

どちらも私のサイズ(M)はラスイチだった。ラッキー!

去年まで4年履きとおしたサンダルが2足あったんですけど、先週2足ともとうとう穴が開いてしまい、捨てたばかりなのでいいタイミング。

どちらも歩きやすそうだしお安いので、日用的にどんどん履きたいです。

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八幡の藪知らず

江戸時代から、物理的に道に迷ったり思考の出口がわからなくなることを『八幡の藪知らず』と言ったりするそうですけど、この八幡の藪知らずと言うのは実際に残っている藪から来ています。

かつてある事情からそこは『禁足地』となり、禁忌を破って踏み入ると出られなくなると言い伝えがあったらしい。

何故禁足地になったのかについてはいろいろと理由があるそうです。

ざっと調べた限りでは、藪の真ん中から毒ガスが出て人が死んだからとか、もともとそこには葛飾八幡宮があり、神聖な場所だったからとか。

別の地域の入会地だったからという理論的な理由も伝わってるみたいですが、あの水戸黄門が中に入って怪異と出くわしたと言う伝説も残っていて、ホラー小説ファンとしてはぜひとも『謎の禁足地』に行ってみたいと思っていたところ。

住んでいるところからさほど離れてないので機会をうかがってたんですけど、天気がすごく良かったのでぷらぷらっと行ってみました。

 

現在ここを管理しているのは、上でもちらっと書いたけど葛飾八幡宮という神社。

なのでまずはこちらにお参りをすることにしました。

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最寄駅はJR総武線本八幡

市川市役所の真ん前が『八幡の藪知らず』なんですけど、そのすぐ近くに神社があります。

中は現在工事中でしたが、お参りは問題なくできて、御朱印もいただきました。

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境内には大きな天然記念物のイチョウの木があって、秋になると綺麗に紅葉するみたいですね。貰ったパンフレットはその写真です。今は緑の葉っぱで覆われていました。

 

お参りを済ませた後、八幡の藪知らずへと足を向けました。

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現在はこんな風に、竹藪をフェンスで囲ってあります。

写真だと広さが曖昧なんですけど、本当に小さな藪で、万が一入ってしまってもすぐ出てこられそう。

勿論昔はもっと広かったそうですが、今現在敷地面積は300坪だそうです。

300坪ってことは990平方メートル。正方形の土地なら31メートル四方ってところでしょうけど、多分長方形の土地で、写真に写ってる柵は50メートルくらいはあったような…。と書けばだいたいの広さが伝わるでしょうか。

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藪の中ほどには鳥居が設けられていて、小さな神社になっています。

鳥居には『不知森神社(しらずのもりじんじゃ)』とありました。

「八幡の藪知らず」と呼ばれていますが、駅からずっと出てる案内には『不知八幡森』と書かれています。

 

小さな祠の建つ、踏み入ってはいけない不知森(しらずのもり)…

これをテーマにホラーな話を一つ書きたい!

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殿、利息でござる!

続きまして『殿、利息でござる!』の感想です。

 

いやー、タイトルと宣伝物(リーフレットとかポスター)からして、絶対ギャグ満載の時代劇だと思ってすっかり油断して見に行ったんですけどやられた!!

勿論笑いも多々あったんですけど、途中で何度もウルっとくる箇所があり、最後は感嘆の溜息ばかり洩れて、本当にいい話でした。

以下、少しネタバレ。

 

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原作は歴史学者・磯田直道さんの本。

磯田さんは別の時代劇映画『武士の家計簿』の原作もしてるんですが、その武士の家計簿と同じく、この映画も実話がベースになっています。

舞台は江戸時代中期の1770年代。場所は仙台藩の吉岡宿という小さな小さな宿場町。

この吉岡宿は一応仙台藩のくくりには入ってて、仙台藩主の家臣が監視してたりするんだけど、実は別の人の領地。なので伝馬(大名が移動するときに荷物を運ぶ)の役を負わなければならないのに、仙台藩からは一銭も補助金が出ない。

伝馬役は言ってしまえば荷物を運ぶだけなんだけど、そのために馬をきっちり管理してなきゃいけないし、荷造りにかかる費用なんかも全部吉岡宿の持ち出し。

もともと貧しい村だったのにこの伝馬のせいでもっと貧しくなり、夜逃げする人たちが増え、破滅寸前。

吉岡宿の未来を考えて立ち上がったのが、ここにある造り酒屋・穀田屋の旦那、十三郎

(阿部サダヲさん)。

十三郎は最初、大名に吉岡宿の現状を直訴しようとするんだけど、当時は大名に商人が声を掛けて意見なんてしたら斬り殺されるのが普通の世の中。

慌てて止めに入ったのが、茶の修行先である京都から嫁を連れて故郷に帰ってきたばかりの菅原屋の主・ 篤平治(瑛太さん)。

この菅原屋は実は吉岡宿イチの切れ者というか、のほほんとしてるんだけど面白い発想をする人。その彼がなんとはなしに口にした作戦を、吉岡宿の人たち全員で実行しようと奮闘することになります。

その作戦というのが

『お金に困っている仙台藩主にお金を貸し付け、利息を取り、その利息を伝馬代に当てよう』

というもの。

何気なく口にしてしまった一言を実現しようとする周りに、最初は「マジで?!」って感じだった菅原屋だけど、やがて吉岡のために奔走することになる。

 ただお金を貸すと言っても、問題は山積み。

まず貸したお金は戻ってこない(何十年もかかって返済されるから)。

利息は伝馬代として吉岡宿のために使うので、貸した側にメリットは何もない。

そしてさすがに『藩』に貸すお金なので、ある程度まとまった額でなければならない。

その額一千両。現代の金額にして3億円です。

この一千両を、吉岡宿の商人たちが分割で用立てようと言うことになったんだけど、元金が返ってくるとも限らず、利息は吉岡のためにボランティアで放出という条件で、果たしてお金が集まるのかが問題。

吉岡イチのお金持ちは、造り酒屋兼金貸し業を営む浅野屋。

だけどこの浅野屋は、親の代からのドケチで有名で、なおかつ借金の取り立ても厳しい。

現主の甚内(妻夫木聡)もスッとした顔してお金にはシビア。

しかもこの浅野屋は、実は『金貸し作戦』の発起人である穀田屋の実の弟。

(妻夫木さんと阿部サダヲさんという、似てない兄弟w)

浅野屋は本来長男のこの穀田屋が跡を継ぐはずだったけど、何故か兄が養子に出され、弟が継いでいる状態。兄の穀田屋はこの浅野屋に何とも言えない感情を抱いてた。

浅野屋に用立ててもらえれば助かるけど…みたいな状態。

そして仙台藩で財政を担当する萱場杢(松田龍平)は、借金嫌いで有名。

借金をするなら貨幣の量を増やすか重税を取れ、というスタンスの人。

万が一お金が集まっても、この萱場杢を動かせなければ話は立ち消えになってしまう。

 

吉岡宿の人たちが自分の家財を投げ打ったりしてお金を作ったりしていたのには熱くなりました。

一方で自分の名誉のために用立てるぜ! みたいなエゴ丸出しの人もいて、お金集めも人それぞれ。これも面白い。

それから、藩に願い出るにはそれなりに身分のある人(農民の代表や代官)の力添えが必要なんですけど、そういう人たちは最初は協力を申し出るも、藩に睨まれると怯んだりしてしまうわけで……。

そういう、人々が奔走したり葛藤したりする様が当時の時代背景とともに丁寧に描いてあって良かったです。

そしてメインというか、心打たれたのはやはり、妻夫木さん演じる浅野屋の秘密ですね。

最初はいけ好かないキャラとして描かれてた浅野屋だけど、実は誰よりも吉岡宿のことを考えている人だった。前・浅野屋ですでに亡くなった兄弟の父親も、ケチと思われてたけどそうではなかった。

浅野屋の後を継ぐはずだった兄・穀田屋が養子に出されたのには深い訳があり、それが明らかになってからのシーンは涙腺が緩みました。

うだつの上がらない父・穀田屋を嫌っていた息子が、最後の250貫匁を用立てたシーンが一番心に来ましたね。

 

舞台になった造り酒屋・穀田屋は現在も残っています。エンディングにそれがちらっと映るんですけど、とても素朴なお店で、何故かここでもウルっと。

自分たちの故郷を守ろうとする人たちの情熱と、兄弟・親子の絆に心打たれた映画でした。

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アイアムアヒーロー

映画アイアムアヒーロー『殿、利息でござる!』を一日二本立てで見てきました。

まずはアイアムアヒーローの感想から。

R15指定ですが、私は耐性がついてしまっているせいか、残虐・グロ要素は全く平気。

物を食べたり飲んだりしながら普通に見られる感じです。

以下、少しネタバレ。

 

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大泉洋さん演じる主人公・英雄と書いてヒデオが良かった。

英雄は一度だけ漫画賞の佳作に入ったことあるけど、それ以降は鳴かず飛ばず。30代半ばの今でも漫画家のアシスタント(実質フリーター)として生活しながら再デビューを狙う。だけど実際は薄給で、同い年の彼女に生活の面倒を見てもらっている状態。ライフルの免許は持ってるけど、使いどころがなくてしまいっぱなしの日々。

同時期に賞を獲った漫画家は着々と功績を残していて、本人は焦ったり悩んだりしてるんだけど、大泉さんだからなのか、何というか飄々とした感じに見えちゃう。

いつまでたってもブレイクしそうにもない英雄に対して、婚期を頭に入れて面倒を見てくれた彼女(演じているのは片瀬那奈さん)がとうとう爆発。家を追い出されてしまう。

それとほぼ同時に世界中(日本だけ?)で謎のウイルスが蔓延。感染した人は生体反応が無くなり、感情を失ったZQNと呼ばれるゾンビになってしまい、まだ感染してない人を見ると襲い始める。ZQNに噛まれた人は感染してZQNになっちゃう…。

町中に溢れるZQNの群れから、英雄はライフル一丁を抱えて逃げ出す。その途中でヒロミという女子高生(有村架純ちゃん)と一緒になり、ウイルスの効果が消えると言う高い場所=富士山の頂上を目指すことになる。

ところが道中、実はヒロミが新生児型のZQNにかまれていたことが判明。半分だけZQNになってしまうんだけど、感情は残っているようで、英雄は躊躇いながらもヒロミを見捨てずに一緒に逃げる道を選ぶ。

何とか富士山のふもとのアウトレットまで辿りつくと、そこは生き残った人のコロニーになってて、皆で協力してZQNに対抗しながら生き延びるすべを探してた。

最初は平和なコロニーに安堵した英雄だけど、そこは実は若い男性リーダーが独裁っぽいやり方で仕切っている殺伐とした場所だった。ヒロミを人質に取られてライフルも奪われ、英雄は仕方なくそのリーダーの良いように使われてしまう。

そんな中、英雄はヒロミの面倒をかいがいしく見てくれた元看護士の女性・コードネーム(?)藪(長澤まさみさん)と仲良くなる。

やがて安全だったはずのコロニーの中にZQNが侵入。仲間がどんどんZQN化したり死んだりしていく中、英雄と藪はヒロミをかばいながらZQNの群れと戦うことになる…。

 

漫画が原作で、まだその漫画が続いていると言うことで、映画は『一時ZQNたちから逃げ延びた』というところで終わってました。

最大の見どころは、大泉さんがライフル一丁でZQNを100体くらい倒すラストシーンかと。

ゾンビが大量に襲ってくるという内容はハリウッドの十八番かと思ってましたが、日本もなかなかやるなぁ。

こういうサバイバルっぽい話は、ゾンビとかウイルスに対する恐怖も然りですが、やはり残された人間同士の戦いにどうしても発展してしまうもの。

サバイバル状況によってエゴが剥き出しになったりするしね。

コロニーの中の関係でそれが描かれてたけど、あんまりしつこすぎると萎えてしまうこのテーマが、この映画では丁度いいボリュームで描かれてたと思います。

ラストのZQNたちとの大立ち回りにスッとつながってた感じ。

ZQNに噛まれるとZQNになっちゃうはずなのに、ヒロミちゃんはなんか少しおかしな変わり方をしているという謎が残ったままで、これが一番気になりました。

漫画でもまだ解明されてないのかな。

多分ZQNウイルスに対抗する策になったりするんだと思います。

そこそこヒットしてるようなので、漫画が完結したら映画の続編が作られたりするんでしょうか。

 

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ここまで。

続いて次の記事で『殿、利息でござる!』の感想書きます。

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